コラム
2018年、いよいよ平昌(ピョンチャン)オリンピックですね。メダルの期待が高いスキージャンプやフィギュアスケートが連日ニュースをにぎわしています。それから、新種目にも関心が寄せられていますね。私のお勧めはスピードスケートの「マススタート」です。日本人選手の活躍がおおいに期待できる種目です(個人的な意見です)。
また、その先の2020年東京オリンピックは、前回大会で112年ぶりに復活した「ゴルフ」も要チェックです。世界で活躍する日本人ゴルファーはたくさんいますので今から楽しみです。
ところで、ゴルフはメジャーなスポーツの割に、良く分からないことが多くないですか?「少ない打数の人が勝ち」というのはあっていると思いますが、「なんで何日もかかるの?」とか「4人ぐらいのグループ分けはどういう基準?」とか「大統領と総理はどっちが勝ったの?」とか「女子選手のカワイイウェアはどこで買えるの」とか、分からないことだらけじゃないですか?(私だけ?)
そもそも「あの小さなボールにちゃんと当てられるの?」というのが大いに疑問です。今や子供の習い事になるほどお手軽になった(らしい)ゴルフについて、大人としてちょっと悔しい気もするので、ホームページ担当の私ですが、ダンロップスポーツクラブのゴルフスクールに体験させてもらうことにしました。
「普通の初心者向けゴルフ記事とは一味違うリポートをするぞ!」と意気込んだところで気づきましたが「ゴルフの記事を読んだことすらない…」。まあ、そこはダンロップの名を冠するスポーツクラブなのですから、超初心者のトンデモナイ質問にも答えてくれるものと期待して行ってきます。
ダンロップスポーツクラブ流山おおたかの森に体験に来ました。フロントの石井さんに色々案内してもらい、気になっていた「ドレスコード」についても質問してみました。実は朝、フィットネス用のTシャツとかジャージとかをカバンに詰めている時、ふと「ゴルフって服装が厳しかったような…」と思い、テレビで見る選手を思い出しながらポロシャツやらサンバイザーやらを探して持ってきました。
「ジャージでも良いですよ。」と、あっさり。「あー、朝の焦りは何だったんだろう」と思いつつ、折角なのでポロシャツを着ていざゴルフの場所へ。
※「ゴルフの場所」は「ゴルフレンジ」と言うらしいです。下写真は先生と関係者の方です。
クツを忘れたので再び石井さんに相談です。「すみません、クツ借りられます?」
革のゴルフシューズではなくスポーツ用のシューズを貸してもらえました。トレーニングウェアやタオルのレンタルもあるとのことなので、カバンごと忘れても大丈夫ですね(有料ですが)。
もちろんクラブは持っていません、借ります。そこで発見したのがゼクシオ!去年(2017年)の12月に新製品発売って宣伝していたので名前は覚えています。
ゴルフの先生に会うとこちらが質問する前に色々と質問されました。「ゴルフ歴」「目標」「他のスポーツ経験」などなど。「私に気があるのかな」と思っていたらクラブを選んだりレッスン内容を決めたりの為の様でした。ゼクシオではなくスリクソンを貸してもらいました。スリクソンにもいろいろある様ですが、詳しくは忘れました。
通常のスクールに混ぜてもらって体験です。邪魔になるんじゃないか、足を引っ張るんじゃないかと心配していたら、ゴルフレンジはレッスンで貸切、しかも一人ひとレンジを占有!これは気兼ねが無くできて良いですね。
何年も前に連れられて”打ちっぱなし”に行った記憶もほとんど残っておらず、辛うじて当たりはしますが飛ばずに転がっていきます。その力量を見て今泉先生(プロと呼ぶそうです)が、今日の目標設定とフォームの指導をしてくださいました。
まずは「しっかり当てること(的にではなく球に)」。それを目標に、握り方、構え方、頭の位置、上げ方、振り方、当たった後のクラブの持って行き方を教わりました。今泉プロが「最初にいっぱい教えるよ」と前置きしてくれていなかったら、この時点で挫折してしまっていたほど凄い情報量です。
レンジを占領しているので、教わったことを考えながら黙々と打ちます。ひたすら打っているとクリーンヒットの確率が上がってきます。夢中になっていると手に落ちる水滴が。「これは汗?燃焼しているの私?」
夢中になれた理由のひとつは、目の前に置かれた大きなテレビ。打ち終わってテレビを見ると自分のスイングがリプレーされます。ゴルフのテレビ中継の様です。「さあ、今のスイングをもう一度見てみましょう」的な。
慣れてきたのを見てとってくれたのか、今泉プロ「腰の回転のタイミングを教えてあげよう」と新たな課題をくれます。”ちょん”とテレビを操作すると、自分の映像の隣にプロ選手が映しだされます。そして、私とプロ選手が同時にスイングし始めます。少しだけフォームが違います。横向き映像、前向き映像、プロ選手との比較、熱心に教えてくれます。しまいにはテレビに直接ペンで書き込んで説明して下さいました。「えー!」と思いましたが、そうして良いテレビなのですね、きれいに消えました。
自分の打った球が、タブレットに映し出されたゴルフ場に飛んでいくという装置(ゲーム?)もありました。ハイテク機器のすごさは紹介し切れません。
たった1日でかなり上達しました(本人談)。
70分のレッスンはあっという間に終わってしまいました。思った以上に燃焼して、思った以上にカラダを大きく動かすことを知りました。正しいフォームはカラダの「ねじり」が入りますし、肩は日常生活であまり動かさないところまで回します。
ゴルフレッスンは、ゴルフコースでプレー出来る人たちの為の練習場所、ちょっと近寄りがたい場所と思っていました。ですが今回の体験で「『ココで楽しむ目的でココに来る』のも有りだな」と思いました。もちろん、コースに出るという目標もあると思いますが、「カキーンと気持ちよく当たった!」というのを楽しみにしてココにきても十分楽しめます。
ゴルフの神髄?本当の楽しみ?きっと全く分かりませんが、ただただゴルフスクールでボールを打つことを楽しんでも良いじゃないですか。
フィットネスクラブの室内ゴルフスクールはメリットが盛り沢山です。まず、天候に左右されないのでスケジュールが崩れません。ゴルフの上達に必要なトレーニング機器もありますし、指導もしてくれます。流山おおたかの森店には柔軟性向上の為の機器までありました。
レンタル品も揃っていて、使い勝手の良いロッカールームがあり、お風呂やサウナもあって快適です。そして、ゴルフもフィットネスも利用する人にとっては会費がかなり割安!
今回は、流山おおたかの森店をご紹介しましたが、ゴルフスクールはスウィング89(札幌)、南柏店、北松戸店、綾瀬店、日進店、川口店、金沢文庫店、藤沢店、平塚店に御座います(2018年1月現在)。施設の内容や制度は、それぞれ店舗によって異なりますので、体験を希望される店舗まで直接お問い合わせください。
ところで、最初に疑問に感じた様々なルールやそれ以外について、今泉プロに素直に聞いてみました。もちろん、ルールはキッチリ教えてくれましたし、それ以外のくだらない質問にも優しく対応してくれました。ですが、ここでは書き切れないのと、内容的に書けないのとがありますので、今泉プロに聞いてみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございます。