【認知的フレイルと香り】スタッフ活動日記

おしらせ 2023.03.06

こんにちは若梅です!先日千葉県鍼灸師会が主催する研修会にて「フレイル」について勉強してきました。
■フレイルとは?
 加齢によって筋肉や臓器などに機能低下を起こし、軽度な感染症や事故、手術などのストレスにダメージをおってしまう状態の事。
 
 他にも、認知症やうつ、孤立など様々な場面での「フレイル」という概念が生まれています。認知症の初期段階では、香りを感じる嗅覚の機能が衰えているという研究もあることから、認知症の早期発見や予防についてのお話を聞く事ができました。

 匂いの情報を脳に伝える嗅細胞は、何才になっても新しく生まれ変わっています。そこで、臭覚のトレーニングをすることで認知機能を高める事ができるそうです。
 興味深かったのは、認知機能向上には脳の血流を良くすることが大切で、鍼灸治療も嗅覚トレーニングや音楽療法と並んで、ラインナップされていました。お灸の香りと鍼の刺激で血流を良くして、認知的フレイルを予防できると良いですね。